はんなりProgrammingの会月報

はんなりPythonの会の活動についてお知らせします

半年の振り返りと7月のはんなりPython

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今週のお題「2019年上半期」

今年も折り返しというお題がはてなさんから掲げられており、はんなりPythonの今年前半の振り返りをしたあと、次回予告を行います。

2019年前半振り返り

前半出来たこと

今年のはじめに運営でミーティングを行っています。そこでの課題はこのブログの最初の記事となりました。

hannaripython.hatenadiary.com

前半戦は勉強会は予定通り月1回、発表会→ハンズオン→ディスカッション会というローテーションで行えました。

それ以外にもPydata Osakaさんとの可視化特会を一回行い、そこでの話からPython Kansaiが立ち上がったりと色々なことができています。

またブログをはじめるとともに、NOTA.incさんでの勉強会からscrapboxを使うようになり、勉強会の内容をみんなで記録するようになりました。

運営は1人増え、持続可能性は少し高まりました。また、色々な会社様で勉強会も開かせてもらえるようになってるのは拡大や持続可能性の高まりといえます。

scrapbox.io

ということで年始の目標として掲げられた

  • 情報発信
  • 勉強会の内容のアップグレード
  • 箱作りの成長・持続可能性

という三つは達成されています(パチパチパチパチ)。

前半出来なかったこと

逆に達成されていないのは・・

  • ステッカーの作成
  • 多様性

となっています。ステッカーの作成は・・・使っているロゴを我々は気に入っているのですが、これをそのままステッカーにすると解像度とかなんかの問題があって、出来ないということが分かりまして、どうしたもんだろうな~って話したまま、ペンディングとなっています。早く何とかせねば・・

多様性の問題は・・全然解決できてません・・・。connpassへの英語の掲載は継続しているのですが、うーむ。何とかならないものか。アイデア募集中+策をこのあと発表です!

次回ディスカッション会は女性枠を設定!(無料)

次回7月19日金曜日に、はんなりPythonの会#19ディスカッション会をSansanさんで行わせていただきます。

そこで多様性がない問題の解決策として、女性の参加者は5人分、通常は運営費ということで1人500円頂いておりますが、無料で参加枠を設けさせていただきます!

ディスカッション会って何?ということですが、それぞれが疑問に思っていることや、興味を持っていることに関して話す会です。ウェブサイト作りたいけどどうしたらよいだろうとか、最初の環境設定はどうしてます?とか、機械学習でこういうの楽しいよねとか色々な話題が出ていて、一番盛り上がる会となっています。

初心者過ぎてよく分からないという方でも、connpassの参加時のアンケートに取り上げたい題材という入力箇所がありますので、そこに疑問などを書いていてもらえると、それがとりあげられてるようになりますので、疑問の解決がなされるかと思います。

また、プログラミングでは疑問がすぐに解決するかどうかよりも、その疑問の調べ方などを知るというのが一番勉強になります。色んな参加者の分からないことの調べ方を知るのが多分一番勉強になります。

ということでPythonを使うにあたって疑問、質問がある方は、女性枠(無料)での参加をご検討ください!

hannari-python.connpass.com

あとはてなさん、はんなりPythonの会に使わせてもらえませんかねぇ ??

#18 Pandas Hands On #02 ありがとうkunai先生

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今回のPandas Hands Onは前回に引き続き、スプーキーズさんに会場提供をしていただきました。

お忙しいところおじゃまさせていただき、ありがとうございました。

はんなりPythonの会では会場提供していただける先を絶賛募集しております。

今回もいつも通り、アイスブレイクでみんな話しやすい環境を作ってスタートです。

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はんなりPython名物 積み木式自己紹介も!

今回のハンズオンは

今回のハンズオンは1回目の資料をゆっくりやろうというもの。1回目はkunai先生がスパルタに資料をどんどん進めていくものでしたが、今回は資料をローカルで読みながら、分からなかったら誰かに聞くという感じでした。

資料は前回と同じものではんなりPythonの会のgithubにあります。

github.com

今回のscrapbox

[https://scrapbox.io/hannari-python/Hannari_Python%2318_Pandas_Hands_On@Spookies:embed:cite]

書き込みがないですね。ま、それだけみんな自学に打ち込めたということで。

機械学習ディープラーニングがブームからちょっと落ちてる感がありますが、今後もどんどん使われていくと思います。そこで必要なのはデータの前処理ですので、Pandasを使えるというのはデータを扱う人には、当然ですよね。でも地味だよ。分からなかったらドキュメントを見よう!というのが前回、今回のコンセプトでしたが、いかがでしたでしょうか?

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ワイワイガヤガヤな感じ

ツイッターを検索したところ、全く何もコメントがなく、本当に盛り上がっていたのか疑惑もあるところですが、画像のような感じで盛り上がっていました。

kunai先生ありがとうございました

kunai先生が仕事の都合で、関東の方にお引越しされるということで、今回が最後の(多分当面は)ハンズオンとなってしまいました。

また飲み会だけは来れる時はあるかもということでしたので、それに期待ですね。ありがとうございました。

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お菓子も提供いただきありがとうございました!!

次回は

次回はディスカッション会です!

次回の会場はSansanさんです。Sansanさんといえば、今週、株式上場されましたね。おお。

ということで、ぜひぜひご参加ください。なにか話し合いたい内容がございましたら、コメント欄でもgitterでも書き込みいただけると幸いです。

gitter.im

今週の金曜日ははんなりPythonの会「Pandas hands on #2」です

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毎月第三金曜日ははんなりPythonの会です。

6月21日はハンズオンのターンです。というわけで前回のハンズオンに引き続き、Pandasです。データを加工するのにPandasは欠かせません。

hannaripython.hatenadiary.com

癖があるかもしれませんが、みんな泣かないで頑張りましょう。

そしてもう一つ重要なお知らせが。くない先生が、関東に引っ越されます。

そのため、今回がくない先生の最後の(少なくとも当面は)ハンズオンになります。

「ありがとう、くない先生」ということで、Pandasに関して聞きたいことがある人は最後の機会に聞いておきましょう!

残念ながら会の席はいっぱいですが、来れない方はscrapboxやブログをチェックしていただければと思います。

hannari-python.connpass.com

はんなりPythonの会#17 令和最初のLT会 会場:マネーフォワードさん

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from https://moneyforward.com/

毎月第三金曜日ははんなりPythonということで、今回はマネーフォワードさんに会場を提供していただき、LT会を開催しました。

マネーフォワードさんは言うまでもなく、無料家計簿アプリで有名ですね!

moneyforward.com

はんなりPythonの会は勉強会を開催させていただける先を募集中です!

内容

LT会ということで、7つの発表がありました。いつも通りアイスブレイクで、自己紹介と雑談を行い、LT会スタート。

当日の皆様の書き込みのscrapboxはこちら!

scrapbox.io

1 可視化ライブラリ Altair by くないさん

可視化ライブラリは多くありますが、Altairは良いぞという話でした。

altair-viz.github.io

Altairの文法は分かりやすく、これまでのなんでこんな事書いてんのかわからない。みたいなことがなくて良いです。

表現軸が多くて変更が用意ということで、x軸とy軸を変えてみたりといったことが簡単にできたりします。そして、要素を加えるのも、既存のグラフにどんどんと付け加えることができます。

そして、インタラクティブにもできます。

良い可視化ツールは良い発見を増やします。ぜひAltairも使っていきましょう!

可視化フレームワークDashの新機能 by hideyan

可視化フレームワークDashのハンズオンを、はんなりPythonでは2018年11月と2019年の1月に行いました。

dash.plot.ly

それ以降、新たなコンポーネントが3つも出ています。開発が早い。ということで、新しいコンポーネントと、昔からあるけど、見逃していたコンポーネントを紹介しました。

Dash DAQは見逃していましたが、エンジニアリングのアプリケーションを作るのに良いものでした。Pythonには簡単に使える良いGUIツールがないので、IoTにこれを使うのも良いと思います。Webページもかっこよいです。

www.dashdaq.io

Dash cytoscapeはネットワークを描画できます。でも可視化するデータがないです。

Dash Canvasは描が書けるツールです。画面に本当に絵が描けます。ということでドラえもんを書きました。だけでなく、scikit-imageと組み合わせると、凄いことができます。ぜひ、dashのページで試してみてください!

dash.plot.ly

Dash Bioはバイオなグラフを簡単にかけるツールです。ホント簡単になっていて、これまで400行ほど書かないといけなかった3Dモデルが、4行でかけたり凄い。でも、昨日は言い忘れましたが、Windowsで使えるかなぁ??

という感じで、どんどん新しいものが出ているので、観察を続けます。

Dockerからk8sを簡単に紹介 by masayuki14

Dockerが出たあと、Kubernatesにどのような展開があって、移動していったかということが語られました。

Dockerのことはみんな知っているということでした。おー。もう常識って感じですね。そして複数コンテナのためのComposeくらいまでは知っている人は多いと思いますというか、私も知っていました。

しかし、スケールするためのSwarmってのがあったというのは知りませんでした。まぁ普通の人がスケールするようなものを触ることってありませんしねぇ。

そして最近よく聞くKubernates(k8s)は、最強のコンテナオーケストレーションツールです。たくさんのコンテナを管理することができます。そして、普通に生きている人がこのツールを利用するほどのことに出会うことは、そうそうないでしょうとのことでした。

でも、触ってみたいですね〜。k8sとかいいたいです。Scrapboxのコメントにラズパイなど向けにk3sというのがあるというコメントが有りましたが、これは使う機会があるかも。おもしろそうです。

Cookiecutter 使って PYPI パッケージを10秒で作成する @fx-kirin

いつもpipでお世話になっているPYPIですが、そこに自分のパッケージをアップする方法を話していただきました。

setup.py書いたことある人〜?シーン

ということで、基本的なところから全然わかっていない私。あんま良くわかってないけど、Cookiecutterってのを使うと、簡単にPYPIにオレオレモジュールをあげられて、pipでインストールできるから便利だということでした。

全然説明になっていないわけですが、きりんさんがブログに書いてくださっているので、詳細はそちらに。私も読んで勉強します。画像かわいいw

fx-kirin.com

OBD2から取得した車両データを可視化 @banquet0817

休憩を挟んで、車が趣味なくまちゃんが、車のデータを取ってDashとplotly_expressで可視化したというお話でした。

車にはデータが取れる口があるらしく、そこにOBD2(くちびる)をぶっ刺してデータを取り、それだけでは位置データが取れないから、それは他のツールで取り、可視化するというなんともIoT+可視化な発表でした。

そして、燃費をどう良くするか?ってのを考えたりするのに、色々なデータを比較しながら、見るというのがDashの特徴を活かしながら、ものすごく面白かったところでした。

また、地図データとその地点での回転数とか燃費とかスピードとかいろいろ可視化もされてました。おー、めっちゃ細かく動きがわかって面白い。高速道路の合流地点ではやっぱり燃費悪いとか、色々見てわかって、会場大興奮でした。

これを長くすればPyconjp行ける、商品化確実など、大絶賛のLTでした。

やはり、現実世界の可視化は面白いねぇという意見が多く聞かれました。

引き出しにPython @Utree

Utreeさんが所属される大学でコンテストがあり、そこで最優秀賞を獲得されたもののお話。

どのようなものかというと、AIロッカーで、鍵は必要なく、スマホに鍵として登録したものをうつすと・・・ロッカーの鍵がラズパイで開閉されるという!!商品化決定という感じのものでした。すげー。

で、今回はそのラズパイでサーボモーターを動かして、鍵をかけたり開けたりする部分の解説をいただきました。

スマホの鍵の判別の部分は、スマホについているtensorなんとかを使っておられるそうです。

@suirindo

AIのプランナーのsuirindoさんがPythonと格闘したり、プログラミング無しでスクレイピングできるツール(RPA)を使ったりした話でした。

今回はアメリカのRPA市場で4位のWork Fusionのものを使われてました。RPAってこんなもののことかぁ、これなら私も商品化できるなぁなんて思いました。

まとめ

というわけで、7件のLTはどれも面白いものでした。いやー今回はすごかったねぇって声もいただけました。また、3ヶ月後にLT大会を行いますので、ぜひとも皆様ご参加ください。

次回は6月21日にハンズオン会です。ハンズオンの内容は好評だったPandasをもう一回です。前回参加できなかった方も、前回参加された方もぜひともご参加ください。

hannaripython.hatenadiary.com

あと、現実のデータ面白いよねってのと、良いGUIツールってことで、はんなりPythonの会ラズパイ部も立ち上がるかもしれません。

最後にマネーフォワードさん、会場を提供していただきありがとうございました。

Links

kunai-lab.hatenablog.jp

www.mazarimono.net

masayuki14.hatenablog.com

はんなりPythonの会 #16 会場:スプーキーズさん

はい。毎月第三金曜日のはんなりPythonの報告です。今回もスプーキーズさんに会場を提供していただきました。お菓子まで出していただきました。本当にありがとうございます。スプーキーズさんはセクコン決勝に出られたそうです。すごーい。凄腕の人は是非、スプーキーズさんに!テクテクテックという勉強会を開催されておられます!次回予定はまだ出ていませんが、2ヶ月に1回、開催されています!

scrapbox.io

spookies.connpass.com

今回のはんなりPythonの会は、平成最後のディスカッション会!!!ということで、グループに分かれてディスカッションをしました。

本当はグループを1回シャッフルしてとか、思ってたのですが・・・。盛り上がったので、そのままのグループですすめました。

いつも大量のレポートが載っているスクラップボックスも・・・

scrapbox.io

全く書き込みがない。AとCの間にはなにかアルファベットが存在したはずですが・・・まぁ、それだけ盛り上がってたってことで良いですよね。

私はAチームにいたのですが、色々と良い話がありました。何があったかというのは、まぁわからない時の調べ方の話とかですね。調べていることにピンポイントで検索がヒットするってのは、そのときは良いけども、長期的に考えると、あまり良くないよねぇ。その点、ドキュメントで色々読んでいるうちに、正解にあたったてのは1を調べて10を知るって感じで良い。という話を聞いて良い話だなぁって思いました。

あとエラーが出るミスは良いけど、エラーが出ないミスは辛いという話もありました。そうですよねぇー。

あと、可視化の話も出ました。はんなりPythonはもしかして可視化部なのかってくらい、可視化を話す人がいるので、他では聞けないツール、やり方の話ができたかもしれんなぁと思ったりしています。

まぁその他AIの話とか色々盛り上がっていたみたいですねぇー。

本番の宴会でもいつもどおり面白い話が聞けたみたいです。私も色々と勉強になりましたわ。ディスカッション会は良い話が行われていると思うのですが、残念ながら記録はできません。いろいろと話したい人は是非ご参加を。

5月は17日金曜日に令和最初のはんなりPythonが開催です。次回は発表会の予定なので、発表ネタがある方はぜひ発表の方をよろしくお願いいたします。はんなりPythonは、発表 =>  ハンズオン => ディスカッション会でグルグルしていく予定です。でもハンズオンはめちゃくちゃ大変なので変わる場合もあるかもしれませんねぇ。

ハンズオンの題材(これまでは、スクレイピング(requests/ requests-html)、可視化(Dash)、データ分析のどろどろなところ(pandas))も、やりたいことがございましたら、ここのコメント欄、もしくはgitter、主催者twitterなどに書き込んでもらえると、それになるかもしれません。

4月は平成最後のはんなりPython#16 ディスカッション会です!

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4月のはんなりPythonは再びスプーキーズさんにて行わせていただきます!4月19日です!

hannari-python.connpass.com

何をやるかというと、ディスカッションです!!

みんなで関心のあるネタを色々調べたりしながら、話し合い技術力を高めようというのがメインテーマです。

あと、話し合うので自然と人と人とのつながりもできるというのは裏テーマです。

まだ何もやっていないから、そんな会は怖い!!!と思われるかもしれませんが、大丈夫です。そんな場合は分かっていないことを質問してみてください。誰か答えてくれるでしょう。

みんな分からない場合、調べてみましょう。スマホでもなんでも、グーグルやダックダックゴーを使えば簡単に答えが見つかるかもしれません。

またその答えの見つけ方も勉強になるでしょう!経験豊富なプログラマーになるにつれ、その答えの見つけ方のポイントをつかんでいると思います。

そういう点も話してもらいましょう!

聞いてみたいことがあるけど言い出しにくそう!!と思われる方は、スクラップボックスに書いておくと、その題材がとりあげられるかもしれません。

scrapbox.io

というわけで、4月19日金曜日の平成最後のはんなりPython#16に、皆様ふるってご参加ください。

はんなりPython + PyData Osaka 可視化特会

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概用

2019年3月24日日曜日に、はんなりPython + PyData Osakaの可視化特会を行いました。

会場準備など様々なセッティングはPyData Osaka様に行っていただき、発表だけ便乗させていただきました。PyData Osakaさま、ありがとうございました。

今回の様子の記録はいつも通りのスクラップボックスに記録されています。

scrapbox.io

これに書き込んでいただけるおかげで、どんな内容だったか読めばわかり、知識の共有化もできるし素晴らしいと思います。

また、当日の発表の様子はPC画面と音声が残っているので、Youtubeにアップされます。ので、下のPyData.Osakaのページを登録しておくと、更新通知が来て便利ですよー。

www.youtube.com

内容

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オープニングではんなりpythonを紹介しました

当日は発表が4つで、そのあと自由時間みたいな予定でしたが、ちょっと録画トラブルがあり、はんなりPython式自己紹介、積み木式自己紹介の後、プレゼンテーションが行われました。

内容は以下のようになっていました。
1. @wristさん / matplotlib及びその描画ライブラリによるアニメーション機能の紹介
2. @ogawahideyuki / The power of data visualization with dash
3. @kozo2さん / Dashの新コーポネント、Dash Cytoscapeの紹介
4. @masayuki14さん / Dockerを使った可視化環境の作り方

個々の詳細な内容はスクラップボックス、また、後から公開されるyoutubeを見ていただければと思います。

私の個人的な感想を書いておくと、

1. @wristさん / matplotlib及びその描画ライブラリによるアニメーション機能の紹介

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Pythonを使っている人ならだれでも使ったことがあるmaplotlib。

私もdashとかなんやらいいながら、凄い簡易に可視化する際にはmaplotlibでしゃっしゃと書いています。

そのmatplotlibで動くチャートを作る機能が紹介されていました。私も昔、Windows環境下でそれをやってみようと思いましたが、挫折して、他のものに流れた思い出が。

今回wristさんは、それを輝くラインで動かしてくださいました。光ってるだけで勝った感ある。

こちらのプレゼン資料は後日公開してくださるようです。

2.@ogawahideyuki / The power of data visualization with dash

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これは私の発表でデータから情報を得ることの重要性と、それがdashを使うことによりできるってことを話しました。

データが使われる場面でよくあるのが、その作成には時間がかかる割に「まぁそうですね」という感じで終わることだと思います。その理由は明確で、データが絞られて、まぁそうですよねぇという風にしか受け入れられないパスしか示されないというのが理由です。

しかし、普通のプレゼンテーションでデータをたくさん詰め込もうとすると。。。ページ数がものすごく多くなる割に、データが並ぶのは平面的で、そのデータを頭の中で動かすことは不可能です。

dashを使うと、プレゼンでそのようなデータを動かせるし良いぞ!ということをやってみたかったので、プレゼン式の資料を作って今回はやってみました。資料にはいろいろと動く部分があるのでマウスをホバーして楽しんでみてください。

あと、Callback使わないとDashを使っているメリットを全く生かせていないぞ!!!という主張もちゃんと書いておきます。

https://pydata-osaka.herokuapp.com/

3. @kozo2さん / Dashの新コーポネント、Dash Cytoscapeの紹介

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Dashには色々と機能が追加されています。2月に追加されたCytoscapeの紹介をkozo2さんが行われました。

docs.google.com

Cytoscapeはネットワーク図を作るプラットフォームで、それをdashで使えるようになったということです。

実は1月のはんなりPythonでご紹介いただいており、その後解説ページもでき正式に発表されていたとは。
cytoscape.org

dash.plot.ly

コードの書き方はプロットリーのお作法で行ける感じだったので、これはまた簡単に作れそうです。私はネットワーク図とか作りたいなぁと思っていましたが、でも難しいんでしょと先入観を持っていた方なので、これを機に使ってみて、何かカッコ良い可視化を作ってみたいと思います。

4. @masayuki14さん / Dockerを使った可視化環境の作り方

最後はmasayuki14さんによるDockerを使った可視化環境の作り方でした。

speakerdeck.com

最近環境はdockerって感じで私も何かあればdockerで環境落としてみたいになっていますが、その辺をどう作るかみたいなお話と、その後動かしてってところでしたが、残念ながら環境が違って全部落とせずという感じで終了となりました。

発表で使ったリポジトリはこちらですので、だれでも試すことができます。

github.com

私はdocker使ってるけど、中身全然知らん勢なので、その中身で実は部品がバラバラに置かれているなどの知識が得られてよかったです。また、k8sとか分散系に物凄く興味があるのでその辺りも聞いてみたい。

あと、環境さえ作ってしまえば、後は可視化のデータがあれば、それを可視化できるみたいな環境ができるので、その辺に力を入れられていない会社なんかも、可視化で他社と差別化とかできるので、この辺を研究しておくべきだなんて思いました。

まとめ

という感じで、会は終了となりました。

今後ともPyData Osakaさん、はんなりPythonをよろしくお願いいたします。

会の終了後、残った人たちで宴会に行ったのですが、今後もっと面白いことが行えそうです。というわけで、またこの回の内容はYouTubeにアップされる予定ですので、PyData.Osakaチャンネルを登録してお待ちください!

www.youtube.com

感想、要望などございましたらコメントにお書きください。

はんなりPython #15 Pandas Hands On

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概要

毎月第3金曜日ははんなりPythonの日!ということで、2019年3月15日に、はんなりPython #15 Pandas Hands Onを開催しました。

Hands On の資料は下のgithubにあります。資料のクォリティ高い。

github.com

スクラップボックは下のリンク先にあります。

scrapbox.io

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オープニング!!

今回はスプーキーズさんに会場を提供していただきました。スプーキーズさんでは、テクテクテック(2ヶ月に一回)とモクモクモック(月一回月末の木曜日)という勉強会を開いておられます。実際に色々と運用されていることなどを聞くチャンスです!

www.spookies.co.jp

spookies.connpass.com

今回はLTを1件したあと、Pandasのハンズオンを行いました。

LT 「Pythonをはじめて半年で感じたこと」 by くまちゃん

運営に参加してくださっているくまちゃんによるLT。

https://speakerdeck.com/sho_kumada/ive-recently-started-to-learn-pythonspeakerdeck.com

運営に入ってもらったときはプログラミングはじめて4ヶ月だったけど、半年になったのですねぇ。

半年間どんな感じで勉強したかと、どんなものを作ったか?という内容でした。アメリカのディズニーのアトラクションごとの待ち時間の可視化を行っているとのことで、以前見せてもらいましたが、ハイクォリティ過ぎてびっくりしました。
しかも、プログラミングを初めて4ヶ月でGithubなんかも使っていたので驚きでした。お聞きしたところ、「独習プログラマ」に載ってたから使えるってことでした。今回のLTでも「独習プログラマ」おすすめとおっしゃっていました!!初学者の人は「 独習プログラマ」を読まれると、くまちゃんのようにスタートダッシュが切れるかもしれません!!!

Pandas Hands On by kunai (@jdgthjdg)

そのあとは、運営のkunaiさんによるPandasのHands On。

巷にありふれたpandas記事とは少し違う、リアルで泥臭くて、キラキラしていない pandas の使い方を、某省のデータを使って、学んで、というか悪戦苦闘していきます。

というご紹介どおり、超絶苦悩するような某省庁が出しているエクセルデータを、Pandasを使ってどうやってきれいにして、データを見られるようにするかという、超絶実践的で、多くの人は「わたしがやりたかったのではこんなことではなかったはずなのに・・」w、って思っているようなところをカバーする内容でした。

使ったデータは花粉の飛散データです。くないさん自身も花粉症で、寝付けない朝にこのデータを使おうと思われたとのことでした。私も花粉症なので、花粉症の大変さマジで大変。
ちなみに、スプーキーズさんは空気がきれいで、花粉症の参加者もマスク無しでも全然大丈夫と話題になってました。地味に重要ポイントですね。働きたい・・・

Githubにあるように、Jupyter notebookを使って、エラーが出る部分も実際に見せて、それをどう処理するかという実践的な内容でした。私もかなりPandasを使っていますが、知らなかった使い方が随所に出てきて、勉強になりました。

あと、実際に機能を使う際にはググって、いろいろと出てくるけれども、最終的な利用用途は公式を見たほうが良いとのアドバイスが有りました。確かにすべてのパラメーターが解説されているのは、公式のサイトですからね。

かなりたくさんの使い方が紹介されましたが、どれも実際にそのへんにあるデータを取ってきて処理する際には重要になってくる使い方なので、復習したいと思います!

kunaiさん、ハイクォリティなHands Onをありがとうございました!

kunaiさんも本日のことをブログに書かれています。

kunai-lab.hatenablog.jp

まとめ

非常に濃い内容でした。皆さんお疲れ様でした。

今回のようなHands Onの場合、Pythonの環境を作ったりしないといけなくなります。そうなると、初心者の人が一人でやるのは非常に難しいと思います。

でも、出来ていなくても会場に来ていただけますと、その設定のお手伝いをさせていただきますので、その辺は安心してご参加ください。

次回は4月19日に開催です。開催させて頂ける会場どこかありませんかねぇ〜

その前に、来週3月24日にははんなりPython + Pydata Osakaの可視化会が行われますので、お楽しみに!

pydataosaka.connpass.com

はんなりPython#15 Pandas HandsOn は来週15日金曜日に開催です!

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Pandas HandsOnが来週に迫っています。今回はスプーキーズさんにて開催させていただきます!

hannari-python.connpass.com

ハンズオンは作るのが大変なんですが、今回は運営のくないさん(id;jdgthjdg)に作成していただいています。 私も当日が楽しみです。

今回の作り方は、これまでになかったのと、みんなで作ってる感があってちょっと楽しい感が出てきたので、記事にしておきます!

ミーティング

前回のはんなりPythonの会の翌週の水曜日、サイゼリアに集まりました。そこでハンズオンの方針を決定しました。

当初、numpyとpandasの会にしようかといっていたのですが、データを取得して扱う際には、numpyよりはpandasの方が良いだろうということで、numpyは外して、pandasのみに焦点を絞っての会にすることが決まりました。

そしてそのあとは、運営のくまちゃんがAltair(可視化ライブラリです)を使って作っているものに関して、くないさんが相談に乗っていました。

作る

内容は作るのはくないさんですが、最近のはんなりPythonではハンズオン用の環境を作るってのも行われています。

こちらはほぼMasaさん(id: masayuki14)に作っていただいている感じですが、みんなで協力してうまく行かないところなんかを指摘して直したり見たいな作業が行われています。

こちらが今回のリポジトリ

github.com

プルリクエストが出されてマージされたり、コントリビュータが3人だったりなんだか、みんなが協力して作られた感があります。勉強会でこんなになるとはちょっとウルウルです。

あと、前回の勉強会から使い始めたscrapboxですが、今回も大活躍で、どのデータを使ったらよいかなどの話し合いも行われています。scrapboxはものすごくよいですねー。自分の他の仕事なんかでも使い始めています。ちなみに今回はNota.Incさんにはお菓子スポンサーになっていただきました!お菓子楽しみですね~。

scrapbox.io

終わりに

はんなりPythonではこんな楽しい感じで勉強会を作っています。

積極的に勉強会に係って、色々作りたいって方はぜひ運営に参加していただければと思います! 運営は引き続き募集中です!運営の条件はなるべく多く、勉強会に参加してくれることです!

あと、京都で勉強会に会場を提供くださる企業様も大募集中です。 よろしくお願いいたします。