from https://moneyforward.com/
毎月第三金曜日ははんなりPython ということで、今回はマネーフォワ ードさんに会場を提供していただき、LT会を開催しました。
マネーフォワ ードさんは言うまでもなく、無料家計簿アプリで有名ですね!
moneyforward.com
はんなりPython の会は勉強会を開催させていただける先を募集中です!
内容
LT会ということで、7つの発表がありました。いつも通りアイスブレイクで、自己紹介と雑談を行い、LT会スタート。
当日の皆様の書き込みのscrapbox はこちら!
scrapbox.io
1 可視化ライブラリ Altair by くないさん
可視化ライブラリは多くありますが、Altairは良いぞという話でした。
altair-viz.github.io
Altairの文法は分かりやすく、これまでのなんでこんな事書いてんのかわからない。みたいなことがなくて良いです。
表現軸が多くて変更が用意ということで、x軸とy軸を変えてみたりといったことが簡単にできたりします。そして、要素を加えるのも、既存のグラフにどんどんと付け加えることができます。
そして、インタラクティブ にもできます。
良い可視化ツールは良い発見を増やします。ぜひAltairも使っていきましょう!
可視化フレームワーク Dashの新機能 by hideyan
可視化フレームワーク Dashのハンズオンを、はんなりPython では2018年11月と2019年の1月に行いました。
dash.plot.ly
それ以降、新たなコンポーネント が3つも出ています。開発が早い。ということで、新しいコンポーネント と、昔からあるけど、見逃していたコンポーネント を紹介しました。
Dash DAQは見逃していましたが、エンジニアリングのアプリケーションを作るのに良いものでした。Python には簡単に使える良いGUI ツールがないので、IoTにこれを使うのも良いと思います。Webページもかっこよいです。
www.dashdaq.io
Dash cytoscape はネットワークを描画できます。でも可視化するデータがないです。
Dash Canvas は描が書けるツールです。画面に本当に絵が描けます。ということでドラえもん を書きました。だけでなく、scikit-imageと組み合わせると、凄いことができます。ぜひ、dashのページで試してみてください!
dash.plot.ly
Dash Bioはバイオなグラフを簡単にかけるツールです。ホント簡単になっていて、これまで400行ほど書かないといけなかった3Dモデルが、4行でかけたり凄い。でも、昨日は言い忘れましたが、Windows で使えるかなぁ??
という感じで、どんどん新しいものが出ているので、観察を続けます。
Dockerからk8s を簡単に紹介 by masayuki14
Dockerが出たあと、Kubernatesにどのような展開があって、移動していったかということが語られました。
Dockerのことはみんな知っているということでした。おー。もう常識って感じですね。そして複数コンテナのためのComposeくらいまでは知っている人は多いと思いますというか、私も知っていました。
しかし、スケールするためのSwarmってのがあったというのは知りませんでした。まぁ普通の人がスケールするようなものを触ることってありませんしねぇ。
そして最近よく聞くKubernates(k8s )は、最強のコンテナオーケストレーション ツールです。たくさんのコンテナを管理することができます。そして、普通に生きている人がこのツールを利用するほどのことに出会うことは、そうそうないでしょうとのことでした。
でも、触ってみたいですね〜。k8s とかいいたいです。Scrapbox のコメントにラズパイなど向けにk3sというのがあるというコメントが有りましたが、これは使う機会があるかも。おもしろそうです。
Cookiecutter 使って PYPI パッケージを10秒で作成する @fx-kirin
いつもpipでお世話になっているPYPI ですが、そこに自分のパッケージをアップする方法を話していただきました。
setup.py書いたことある人〜?シーン
ということで、基本的なところから全然わかっていない私。あんま良くわかってないけど、Cookiecutterってのを使うと、簡単にPYPI にオレオレモジュールをあげられて、pipでインストールできるから便利だということでした。
全然説明になっていないわけですが、きりんさんがブログに書いてくださっているので、詳細はそちらに。私も読んで勉強します。画像かわいいw
fx-kirin.com
OBD2から取得した車両データを可視化 @banquet0817
休憩を挟んで、車が趣味なくまちゃんが、車のデータを取ってDashとplotly_expressで可視化したというお話でした。
車にはデータが取れる口があるらしく、そこにOBD2(くちびる)をぶっ刺してデータを取り、それだけでは位置データが取れないから、それは他のツールで取り、可視化するというなんともIoT+可視化な発表でした。
そして、燃費をどう良くするか?ってのを考えたりするのに、色々なデータを比較しながら、見るというのがDashの特徴を活かしながら、ものすごく面白かったところでした。
また、地図データとその地点での回転数とか燃費とかスピードとかいろいろ可視化もされてました。おー、めっちゃ細かく動きがわかって面白い。高速道路の合流地点ではやっぱり燃費悪いとか、色々見てわかって、会場大興奮でした。
これを長くすればPyconjp行ける、商品化確実など、大絶賛のLTでした。
やはり、現実世界の可視化は面白いねぇという意見が多く聞かれました。
Utreeさんが所属される大学でコンテストがあり、そこで最優秀賞を獲得されたもののお話。
どのようなものかというと、AIロッカーで、鍵は必要なく、スマホ に鍵として登録したものをうつすと・・・ロッカーの鍵がラズパイで開閉されるという!!商品化決定という感じのものでした。すげー。
で、今回はそのラズパイでサーボモータ ーを動かして、鍵をかけたり開けたりする部分の解説をいただきました。
スマホ の鍵の判別の部分は、スマホ についているtensor なんとかを使っておられるそうです。
@suirindo
AIのプランナーのsuirindoさんがPython と格闘したり、プログラミング無しでスクレイピング できるツール(RPA)を使ったりした話でした。
今回はアメリ カのRPA市場で4位のWork Fusionのものを使われてました。RPAってこんなもののことかぁ、これなら私も商品化できるなぁなんて思いました。
まとめ
というわけで、7件のLTはどれも面白いものでした。いやー今回はすごかったねぇって声もいただけました。また、3ヶ月後にLT大会を行いますので、ぜひとも皆様ご参加ください。
次回は6月21日にハンズオン会です。ハンズオンの内容は好評だったPandasをもう一回です。前回参加できなかった方も、前回参加された方もぜひともご参加ください。
hannaripython.hatenadiary.com
あと、現実のデータ面白いよねってのと、良いGUI ツールってことで、はんなりPython の会ラズパイ部も立ち上がるかもしれません。
最後にマネーフォワ ードさん、会場を提供していただきありがとうございました。
Links
kunai-lab.hatenablog.jp
www.mazarimono.net
masayuki14.hatenablog.com